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「ぴかり」がある北光福祉会向陽園、広い敷地にある濃紺のタイル張りの建物は外光が入る解放的な空間で北海道を感じる。中に入ると廊下には紙で作った飛行機が展示してありゆらゆら揺れ、その下を利用者さんがゆっくりゆっくり揺れながら歩いている。のんびりゆったりしている空気が気持ちいい。

制作風景を見せていただくと、みなさん主体的に表現すること、生きることを楽しんでいることが作品や様子から伝わってくる。かなり大きめの猫のブローチを東ちづるが胸に付けたら、作者の方が満面の笑みで、おもわず歓声が漏れた(^O^)。少し驚いたのは比較的高齢の方々が多く制作していること。

一般的に表現活動をしている施設は若者や壮年の方が多い印象があったからだ。しかし、生まれてくる作品はみずみずしく生気に満ち溢れていて、とてもかわいい。改めてアート作品の内容・魅力は年齢、性別とは全く関係ないと当たり前のことを思う。(N.H.)

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どこまでが敷地なのか不明な広大な土地に、まさに「ぴかり」とひかるハイセンスな建物。正直、何もない遠軽駅(ごめんなさい!)からは想像が難しいビジュアルです。「きっと冬は、雪にこの紺色のタイルが映えるんだろうなあ」と想像でウットリします。

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何より、案内してくださる菊池さん(?)自身が「ぴかり」をおもしろがってるところがいい。 菊地さんは自らの創作好きが高じて利用者の人々の作品をパソコンに取り込み加工し、グッズを作っています。ピンバッジにマグネット、ポチ袋、パッケージにもこだわっていて、どれもこれもユニークでキュート。どれをお持ち帰りしようかとつい夢中になりました。こうしたことが社会とつながるきっかけになり、アートにも大きな刺激になっていくのだと思います。 次回は、白銀の世界にたたずむ「ぴかり」さんにおじゃましたいです。(C.A.)

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アートを見ると誰もが、どんな人がどんな想いで創作したのか思いにふけると思います。ぴかりの作品も訪問前に写真で拝見したらとても豊かでかわいらしく、どれだけ素敵な空間でかわいい女の子が創作しているのだろうとわくわく。ときめきながら1両編成の単線電車に乗ってひたすら北の果てに向かい、駅員もいなければ改札もない駅で下車、迎えに来ていただいた車でひたすら広大な風景を見ながら着いた施設は、大きな窓から気持ちのいい光が注ぐ豊かな施設でした。

こんな北の果てでもたくさんの作家さんがいて(当たり前やー)、楽しそうに活動している。感動しながらお会いした作家さんは普通に僕や僕以上のおっさん(失礼!)。アートと社会をつなげるのは作品のチカラもあるけど、やっぱりどうやって社会に届けようとするのかプロデュースするスタッフさんのチカラだなとあらためて思いながら、作家さんと話していると魅力的でさらにアートのチカラも増してきた。 ぴかり、作家もスタッフも建物も本当に豊かで愛くるしい工房です。(T.Y.)

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アート活動支援室ぴかり

北海道紋別郡遠軽町にある社会福祉法人 北光福祉会向陽園、アート活動サポートする部署「アート活動支援室ぴかり」。「ぴかり」は魅力的な作品を次々に生み出していて、公募展などにも入選している作家さんもいる入所の福祉施設。

〒099-0622  北海道紋別郡遠軽町生田原安国347番地2

TEL.0158-46-2525

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